• Kobayashi Kei

画像とテキストのデザイン 前編

最終更新: 9月21日

どのように画像やテキストを配置し、どれくらいの大きさにすればきれいに見えるのか?単純なことですが非常に奥が深く、少しの違いで大きく印象が変わってしまいます。レイアウトの基本的なテクニックをおさえていきましょう。


BEFORE

病院の待合室のモニターで流す動画のイントロダクションのスライドです。不必要な情報はありませんが、上のリボンのタイトルが重たく、全体的にバランスのとれていない印象を受けます。


直したい!

  1. タイトルや本文の大きさ、位置のバランスがよくない

  2. 画像の上部が見切れている


AFTER




直した!

  1. レイアウトのバランスを整えた

  2. 画像を大きく使い、印象を強めた


解説

1. 構図を考える


今回は3枚のAFTERを作ってみました。どれも雰囲気は異なりますが、BEFOREのスライドよりも整った印象を受けていただけると嬉しいです。どうすれば整っている感じを出せるのでしょうか?まずは構図から考えてみましょう。

二分割構図(2列)

額縁構図(1列)

日の丸構図(1列)


構図の名称まで覚える必要はありませんが、スライドデザインで使われる構図と言えば大きく「1列に表示するか」「2列で表示するか」が一般的です。


情報の量やメインとなる情報の種類(テキスト、画像、グラフなど)によって適切な構図を選んでいきますが、整って見せるために大事なことは正中を意識することです。


この場で繰り返し主張しているワードなので、ずっと読んでいる方にはまたかと思われるかもしれませんが、BEFOREのスライドでも、縦横の正中を意識するだけでも作り方から変わってきます。


2分割の場合は、縦の正中に対して左右のオブジェクトのバランスが取れているか、横の線に対して真ん中に配置できているかを意識し、さらにタイトルなどとの兼ね合いを考え、微調整していくことが大切です。


一歩踏み込んだレイアウトとして、3×3分割にする方法を紹介します。

これは写真の構図などで良く使われるレイアウトで、3×3分割した交点を意識するときれいに収まって見えるというものです。スマートフォンのカメラのガイドもこの形で表示されますね。


今回はタイトルの下の線を3分割の上部に合わせてみました。スライドデザインで頻繁に使うことはないかもしれませんが、タイトルスライドなどをかっこよく見せたいときには意識すると便利です。



2.画像を大胆に使う


テキストと画像をレイアウトするとき、こんな感じでテキストをよけて画像を配置している人が多いです。せっかくきれいな画像が手に入ったのであれば、もっと大胆にスライド全体に置いたほうが印象的でかっこよく見えます。


しかし、画像によってはスライドいっぱいにうまく配置できず、余白が残ってしまうこともよくあります。


このような場合は、背景部分を右クリックして「背景の書式設定」→「色」→「スポイト」を選択しましょう。


スポイトを使って画像の背景色を選択すれば、スライドの背景を同じ色で埋めることができます。(画像の背景色が均質な場合のみ有効です)



また、画像の上に文字を乗せると、色がぶつかって読みにくくなる場合もよくあります。

このときも画像上で右クリック、「図の書式設定」→「右端の図のアイコンをクリック」→「図の透明度」で画像を透明にしてあげると、文字の可読性が上がります。



画像メインのスライドをきれいに見せるためには、画像を大胆につかう、バランスを整える、読みやすさを考えることが大切です。


思った以上に書きたいことがたくさんあるため、次回に続きます。次回はおそらくフォントの印象、画像のセンスの鍛え方について考えていきます。



#画像 #レイアウト #正中 #スポイト #透明度


※スライドはすべてmicrosoft Excell office 365およびmicrosoft Powerpoint office 365 Window10 を使用しています