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執筆者の写真Kobayashi Kei

プレゼンテーションの無いスライドデザイン Antaa出張編

医療スライドデザイン部。初めてAntaa Slideに投稿をしてみました。オンライン学習のためのスライドデザインをいくつか工夫したのでご紹介いたします。




1.飽きないようにする


Antaa Slideはとても勉強になるサイトで、様々な医療者の方が有益な情報をたくさん載せてくれています。ただこれは僕だけかもしれませんが、だいたい最後まで辿りつけません。スマホやPCで流し読みをしているので、文字の密度が上がって読みづらくなった時点でリズムが狂い、読み進められなくなっているようです。

今回の一番大きなデザインとして、下にスペースを作り、短い解説文を加えました。スライドだけでなく、プレゼンターが語りかけるようなイメージです。無音のネット動画等でもよく使われる手法ですね。


テキストについては簡潔に2行以内に収め、できるだけサラサラと流れ、かつちょっと立ち止まらせたいときにはあえて少し流れを止めるような書き方を意識してみました。このあたりはプレゼンでしゃべるときにも使えるテクニックです。


また、内容を詰め込みすぎないようにしています。移動中やすき間時間にスマホやパソコンで見るのであれば、最後まで一気に辿りつける長さの方が嬉しいです。



2.ほっこりさせる


当然ですがどうしてもお勉強的な内容になるので、少しゆるめた方が気軽に読んでもらえるかと考えました。ただできるだけ一気に読ませたいので、勢いを止めずにリラックスできる効果はないかと思い作ったスライドがこれです。


きれいですね。少しでも癒されていただければ幸いです。


Antaa Slideはもともと講演会などで作ったスライドを持ち寄ってデータベース化するコンセプトなので、あまり作成のハードルを上げるのもよくないかもしれません。ただ今後こうしたWebベースの学習はさらに当たり前になっていくので、そのための情報デザインを考えていく必要はあります。


ぜひいろいろ工夫してみてください。また投稿します。


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